式内 隼神社
しきない はやぶさじんじゃ
隼大神は天下安穏五穀豊穣を護らせ給うが故に、古来朝廷の御尊崇篤く、延喜式によれば、左京四条に坐す神一座隼神社と曰うとあります。京中に坐す神三座の内にて、貞観二年(八六〇)六月十五日朝廷より従五位下の神階を贈られ、七年、十年、十六年に級階を累進して従四位上に位し、天慶三年(九四〇)九月四日従三位を給わりました。延喜の制に大社に列し、四度官幣を受けた事は延喜式、三代実録、日本紀略等の正史に記載されています。
現在では、厄除の神、病気平癒の神として広く崇敬されています。
御主神
武甕槌神
たけみかづちのかみ
(隼大神)
はやぶさおおかみ
配祀神
経津主神
ふつぬしのかみ
塩土神
しおつちのかみ
手力男神
たぢからおのかみ